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  • オーガズムは一瞬なのに、なぜ私たちはセックスを追いかけるのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第2章/全5章】

    オーガズムは一瞬なのに、なぜ私たちはセックスを追いかけるのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第2章/全5章】

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。|全5章

    CHAPTER 02 / 05

    オーガズムは一瞬なのに、
    なぜ私たちはセックスを
    追いかけるのか。

    オーガズムは、ほんの一瞬。
    それなのに「欲しい」という気持ちは、
    そのずっと前から始まっています。

    前章では、少し不思議なことを考えました。

    セックスそのものは、人生の中ではそれほど長い時間ではありません。

    それなのに私たちは、セックスを想像したり、期待したり、 誰かに会いたくなったり、ときには予定を変えたり、 人間関係に悩んだりします。

    セックスしている時間は短いのに、
    セックスしたいと思っている時間は、ずっと長い。

    では、どうしてなのでしょう。

    いちばん分かりやすい答えは、 「気持ちいいから」 かもしれません。

    たしかに、それは間違いではないのでしょう。

    けれど、そう考えていると、 また別の不思議が見えてきます。

    01

    A MOMENT OF PLEASURE

    オーガズムは、
    それほど長くない。

    セックスの身体的な快感には、波があります。

    触れられる心地よさもあれば、 興奮が少しずつ高まっていく時間もある。

    そして、その先にオーガズムがあります。

    でも、その頂点そのものは長く続くものではありません。

    IN A WHOLE LIFE ほんの一瞬。

    人生という長い時間から眺めれば、本当に短い時間です。

    それなのに私たちは、その一瞬のために、 ずいぶん長い時間を使うことがあります。

    会う約束をする。 何を着ようか考える。 お風呂に入る。 鏡を見る。 電車に乗る。 誰かを待つ。

    あるいは、会う予定すらない夜に、 セックスを想像する。

    そう考えると、少し不思議です。

    私たちが求めているのは、
    本当にオーガズムだけなのでしょうか。

    02

    PLEASURE WITHOUT SOMEONE

    オナニーでオーガズムに達することもできる。
    それでも、セックスがしたい。

    ここで、さらに素朴な疑問があります。

    オーガズムだけが目的なら、 必ずしもセックスでなくてもいいはずです。

    オナニーでも、性的な快感を得ることはできます。

    自分の身体なら、自分の好みも分かっている。

    誰かと予定を合わせなくてもいい。

    断られることもない。

    気を遣う必要もない。

    それでも、ときどき、

    「オナニーがしたい」ではなく、 「セックスがしたい」 と思う夜があります。

    もちろん、すべての人がそうではありません。

    セックスをそれほど必要としない人もいますし、 オナニーのほうが心地よいという人もいるでしょう。

    それでいいのだと思います。

    ただ、「誰かとセックスがしたい」と感じる人にとっては、 身体的な快感だけでは説明しきれない何かがありそうです。

    03

    LIKING / WANTING

    「気持ちいい」と「欲しい」は、
    同じではないのかもしれない。

    脳の報酬研究では、しばしば “liking” と “wanting” という考え方が区別されます。

    LIKING 「快い」

    いま感じている心地よさ。

    ≠
    WANTING 「欲しい」

    近づきたい、手に入れたいという気持ち。

    この二つは、いつも完全に同じではありません。

    これはセックスだけの話ではありません。

    楽しみにしていた旅行。 ずっと欲しかった服。 予約したレストラン。 好きな人から届くかもしれないメッセージ。

    まだ手に入れていないときのほうが、 頭の中を占めていた——。

    そんな経験なら、少し思い当たることがあるかもしれません。

    セックスにも、似たところがあるのでしょうか。

    実際の快感だけではなく、 「これから起きるかもしれない」という期待そのものが、 私たちを動かしている。

    そう考えると、第1章で感じた不思議が 少し違って見えてきます。

    04

    BEFORE IT BEGINS

    セックスは、
    始まる前から始まっている。

    誰かと会うことになった夜。

    その人とセックスをするかどうかは、まだ分からない。

    でも、ほんの少し可能性を感じた瞬間から、 いつもの夜が違って見えることがあります。

    01

    服を選ぶ。

    02

    香水をつける。

    03

    メッセージを読み返す。

    04

    「今日はどうなるんだろう」と思う。

    まだ何も起きていません。

    それでも、心はもう動いている。

    だからもしかすると、人間にとってセックスとは、 身体が触れた瞬間に始まるものではないのかもしれません。

    想像した瞬間。 期待した瞬間。 「もしかしたら」と思った瞬間。

    そこから、すでに何かが始まっている。

    05

    THE UNKNOWN

    そして、
    いつも同じではない。

    セックスには、もう一つ不思議なところがあります。

    同じ相手でも、同じ場所でも、 同じ夜にはなりません。

    相手の表情も違う。

    自分の気持ちも違う。

    今日はどんなふうに感じるのか。

    相手は自分をどう見ているのか。

    そもそも、本当にセックスをするのか。

    完全には分からない。

    その 「まだ分からない」 という余白も、人の心を惹きつけるものの一つなのかもしれません。

    何もかも最初から決まっているものとは、少し違う。

    だから想像する。 だから期待する。 だから、ときには期待しすぎてしまう。
    06

    WHAT ARE WE CHASING?

    それなら、私たちは
    何を追いかけているのでしょう。

    オーガズム 身体の快感 期待 想像 触れられること 誰かを求めること 誰かから求められること まだ分からない出来事を待つこと

    こうして並べてみると、 「セックスがしたい」という一言の中には、 ずいぶんたくさんのものが入っています。

    だから、「オーガズムが気持ちいいから、人はセックスをする」 と言うだけでは、少し足りないのでしょう。

    オーガズムは一瞬です。

    けれど、その一瞬へ向かう心は、
    もっと前から動いている。

    そして、その心を動かしているものは、 快感だけではないのかもしれません。

    A PLACE FOR YOUR FEELINGS

    「セックスしたい」を、
    否定しなくてもいい。

    ここまで読んで、もし少しだけ 「分かる」と思ったなら。

    その気持ちに、すぐ理由をつけなくてもいいのかもしれません。

    寂しいからなのか。

    オーガズムが欲しいからなのか。

    誰かに触れられたいからなのか。

    女性として見られたいからなのか。

    あるいは、ただセックスがしたいのか。

    きれいに説明できなくてもいい。

    OPUSは、その気持ちを説得したり、 評価したりする場所ではありません。

    誰かと過ごす時間を想像すること。

    予約した日を、少し楽しみに待つこと。

    いつもより丁寧に服を選ぶこと。

    日常から少しだけ離れて、 一人の女性として迎えられること。

    BEFORE THE MOMENT セックスがほんの一瞬の快感だけではないのなら、
    その前から、その時間は始まっているのかもしれません。

    「してみたい」と思った自分を、 無理に打ち消す必要もありません。

    その気持ちを現実にするかどうかを決めるのも、 どんな時間を選ぶのかを決めるのも、あなた自身です。

    AND THEN, ANOTHER QUESTION.

    それでも、なぜ私たちは、
    「自分ではない誰か」を求めるのでしょう。

    オナニーでも快感を得られる。

    想像だけでも心は動く。

    それなのに、なぜ私たちは、 「自分ではない誰か」とセックスをしたいのでしょう。

    そこには、自分一人では作れないものがあります。

    相手にも意思がある。
    相手にも欲望がある。

    そして相手は、自分の思い通りになる存在ではありません。

    次章では、その少し厄介で、 とても人間らしい存在——

    「他者」

    について考えてみます。

  • 【全3章・第2章】セフレロスは意外とつらい。「セックスだけ」のはずが、気づけば失いたくない人になっていた

    【全3章・第2章】セフレロスは意外とつらい。「セックスだけ」のはずが、気づけば失いたくない人になっていた

    セフレをつくる? プロを選ぶ?|全3章
    CHAPTER 02 / 03

    セフレロスは意外とつらい。
    「セックスだけ」のはずが、
    気づけば失いたくない人になっていた

    恋人が欲しいわけではない。
    結婚相手を探しているわけでもない。

    ただ、ときどき男性に触れてほしい。
    抱きしめられたい。
    セックスをしたい夜もある。

    そんなとき、「セフレをつくる」という選択肢は、 とても自然に見えます。

    恋人ほど多くを求めなくていい。
    将来について話し合う必要もない。

    気が合って、お互いに惹かれて、 一緒にいる時間が心地よければいい。

    もちろん、そんな関係だからこそ得られる楽しさもあります。

    軽く始められることと、 軽く終われることは、同じではありません。

    そして、ここに「セフレ」と「プロ」の大きな違いがあります。

    01

    最初は、もっとシンプルだった 「セックスだけ」のつもりだった。最初は。

    会いたいときに会う。

    お互いの生活には必要以上に入り込まない。 束縛しない。将来の約束もしない。

    だから、気楽だった。

    でも、数週間、数か月と会っていると、 少しずつ関係は変わっていきます。

    好きな食べ物を知る。 仕事で疲れていることを知る。 笑い方を覚える。 少し元気がない日まで分かるようになる。

    そして、何でもない会話まで心地よくなっていく。

    「セックスしたい」 から 「あの人に会いたい」 へ。

    これは、失敗ではないと思います。

    人と人が何度も時間を重ねたら、 情が生まれるのは自然なことです。

    難しいのは、最初につけた 「セフレ」という名前と、 自分の本当の気持ちが、 いつの間にか少し違うものになっていても、 その変化にはなかなか気づけないことなのかもしれません。

    夜のレストランで親しい男性と食事をしながら、自然な笑顔を見せる女性
    「セックスしたい」が、いつの間にか 「あの人に会いたい」へ変わっていく。
    02

    セフレは「サービス」ではなく、
    ひとりの男性です。

    これは当たり前のことなのですが、とても大切です。

    セフレは、自分の都合に合わせて存在してくれる人ではありません。

    相手にも仕事があります。友人がいます。 恋愛があります。そして、相手自身の気持ちがあります。

    こちらが金曜の夜に会いたくても、
    相手が会えるのは火曜の遅い時間かもしれない。

    こちらはまだ会いたくても、
    相手に恋人ができることもある。

    こちらが関係を終わらせたくても、
    相手は続けたいと思うこともあるでしょう。

    もちろん、その逆もあります。

    だからこそ面白い。
    予想できないから、ときめく。

    それも、人間関係の魅力です。

    でも、もし。 本当に欲しかったものが
    「男性との人間関係」ではなく、
    「安心して男性と過ごせる時間」だったとしたら?
    03

    気づけば、自分で決めた
    「ここまで」を越えている。

    最初は慎重だったはずです。

    自宅は教えない。
    生活圏では会わない。
    勤務先について詳しく話さない。
    知り合いに会いそうな場所を避ける。

    ところが、何度も会って 「この人なら大丈夫」と思えるようになると、 その境界線は少しずつほどけていきます。

    それ自体は悪いことではありません。 人を信頼できるようになることは、 素敵なことでもあります。

    誰かに境界線を壊されたのではなく、 会いたい人だから、自分から少しずつ開いていく。

    だからこそ、その変化には気づきにくいのかもしれません。

    04

    料金表だけでは見えないもの 「セフレは安い」は、本当だろうか?

    料金だけなら、答えは簡単です。

    女性向けのプロフェッショナルサービスには、 明確な料金があります。 決して小さなお金ではありません。

    一方、セフレには 「60分○円」「120分○円」という料金表はありません。

    だから、一見するとずっと安く見えます。

    PRICE ≠ COST 値段とコストは、同じではありません。

    アプリを開く。相手を探す。 メッセージを交わす。 実際に会ってみる。

    「少し違うかな」と思って、また探す。

    ようやく安心できる相手と出会う。

    その間には、時間も、食事も、移動もあります。

    そして何より、 「この人に身体を許しても大丈夫だろうか」 という判断があります。

    夜のカフェでスマートフォンを見ながら、セフレを探す時間や手間について考える女性
    0円に見える関係にも、 料金表には書かれない時間と手間があります。
    05

    プロには「料金」がある。
    その代わり、役割も決まっている。

    ここが、セフレとの大きな違いです。

    プロには料金があります。

    でも同時に、

    「何のために会うのか」

    が、最初から明確です。

    相手の恋人になるためではありません。 将来を約束するためでもありません。

    男性の生活へ入り込む必要もなければ、 自分の生活へ男性を迎え入れる必要もありません。

    01 予約する
    →
    02 一緒に過ごす
    →
    03 日常へ戻る

    その境界線を最初から整えられること自体が、 プロを選ぶ意味のひとつだとOPUSは考えています。

    これは、感情を持ってはいけないという意味ではありません。

    会えてうれしい。
    また会いたい。
    一緒にいると安心する。

    そんな気持ちまで消す必要はありません。

    ときめきは、大切にしていい。 でも、ときめきのために、
    自分の生活まで差し出さなくていい。
    06

    「じゃあ次を探せばいい」が、できない。

    セフレとの関係が終わったとき、 「また探せばいい」と思うかもしれません。

    でも、それが意外と難しい。

    安心できた。 話が合った。 身体の相性もよかった。 一緒にいて疲れなかった。 自分のことを少しずつ知ってくれていた。

    そこまで積み重ねた一人です。

    同じ条件の男性を探したからといって、 同じ時間が戻ってくるわけではありません。

    そして人は、大きな約束をしていなくても、 小さな未来を思い描きます。

    来月も会えると思っていた。 また連絡が来ると思っていた。 次はあそこへ行こうと思っていた。
    失ったのは、あの人だけじゃない。
    続くと思っていた「これから」も。
    東京の夜景を窓辺から眺めながら、終わった関係と失われた未来を静かに思う女性
    失ったのは、その人だけではなく、 何となく思い描いていた「これから」だったのかもしれない。
    07

    恋人じゃなかった。
    それでも、ちゃんと喪失だった。

    「恋人でもなかったのに、どうしてこんなにつらいんだろう」

    そう思ってしまうこともあるかもしれません。

    でも、半年会ったなら、半年分の記憶があります。

    一年会ったなら、一年分の季節があります。

    関係につけた名前が何であっても、 一緒に過ごした時間まで軽くなるわけではありません。

    セフレロスは、ちゃんとロスです。

    だから、つらい自分を責めなくていい。

    好きになった自分を、恥ずかしく思わなくていい。

    人を好きになることは、 それほど器用に管理できるものではないからです。

    THE QUESTION

    欲しかったのは「男性」?
    それとも、「男性との時間」?

    ここで、OPUSからひとつだけ問いかけたいことがあります。

    RELATIONSHIP ひとりの男性との
    人間関係が欲しい

    偶然や予想できない感情まで含めて、 二人の関係そのものを楽しみたい。

    EXPERIENCE 安心して男性と過ごせる
    時間が欲しい

    今の生活を大切にしたまま、 自分のための時間を持ちたい。

    前者なら、セフレという関係だからこそ生まれる 偶然やときめきも、 きっと魅力のひとつです。

    でも、後者なら。

    新しい人間関係をつくり、相手を探し、 信頼できるかを確かめ、 自分の生活を少しずつ開いていくことだけが 答えではありません。

    ANOTHER CHOICE 欲しい時間のために、プロを選ぶ。

    そんな選択肢もあります。

    OPUSが大切にしたいのは、 女性に何かを我慢してもらうことではありません。

    セックスしたい。 抱きしめられたい。 男性と食事をしたい。 少し甘えたい。 誰にも言わず、自分だけの時間を持ちたい。

    その気持ちを否定するのではなく、

    今ある生活を大切にしたまま、
    その気持ちにも居場所をつくること。

    そのために、プロという選択肢があります。

    OPUS PRIVATE CONCIERGE

    自分の気持ちを認めることと、
    自分の生活を大切にすること。

    その二つは、どちらかを諦めなくてもいい。

    恋人にならなくてもいい。
    将来を約束しなくてもいい。
    生活を変えなくてもいい。

    それでも、ときめいていい。

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