「女性用風俗」が珍しい? 女性向けAVもグッズも、もう普通にある時代。
「少し気になる」——。
その気持ちまで、慌てて隠さなくてもよいのかもしれません。
「女性用風俗」 という言葉を見ただけで、少し身構えてしまう。
けれど、女性向けAVがあり、女性向けのセルフプレジャーアイテムがあり、 女性の性や身体について語るメディアもある時代です。
それなら、なぜ 「女性が自分のために親密な時間を選ぶこと」 だけは、今も特別なものに見えるのでしょう。
利用するか、利用しないかではなく。
まず「気になる」と思った自分を、
それだけで否定しなくてもいい。
それだけでも、いいのかもしれない。
「女性用風俗」という言葉だけが、 少し強すぎるのかもしれません
恋をしたい。手をつなぎたい。抱きしめられたい。 誰かの温もりを感じたい。
そうした気持ちは自然に語られるのに、 身体的な親密さへ一歩近づくと、 急に言葉が小さくなることがあります。
気持ちよりも、言葉のイメージに身構えている?
私たちが身構えているものの一部は、 女性の気持ちそのものではなく、 「風俗」という言葉がまとってきたイメージ なのかもしれません。
もし名前が違っていたら、 印象も違ったでしょうか
名前は、ただの札ではありません。 同じものでも呼び方が変われば、 受け取る印象まで変わることがあります。
見える景色も少し変わる。
見える景色も変わる。
女性向けAVは、もう 不思議な存在ではありません
2023年のTENGA調査では、全国の18〜57歳女性2,585人を対象に、 複数世代でセルフプレジャー時に利用するものとして 「アダルト動画(女性向け)」が多く挙げられました。
もちろん、すべての女性が見るという意味ではありません。 大切なのは、 女性が性的なコンテンツへ自分から興味を持つこと自体を、 極端に珍しいこととして扱う必要はない という点です。
女性向けのグッズは、 百貨店にまで並ぶようになりました
女性向けブランドirohaは2013年に誕生。 2018年には大丸梅田店でポップアップストアを展開し、 ブランド側によれば13日間で約1,500人が訪れました。
「アダルトグッズ」から「セルフプレジャー」へ
呼び方、デザイン、売られる場所が変わることで、 女性自身の心地よさは 「自分を大切にすること」 としても語られるようになっています。
自分を大切にすること。
それなら、なぜ 「女性用風俗」だけが特別なのでしょう
女性向けAVがある。 女性向けのプレジャーアイテムがある。 女性の性や身体を語るメディアもある。
真人が会うサービスでは、
安心、同意、健康、プライバシー、尊重について
より丁寧に考える必要があります。
けれど、それは
「女性が親密な時間を望む気持ちそのものが恥ずかしい」
ということとは別の話です。
女性用風俗そのものも、 静かに広がっています
掲載媒体や調査によって数字には幅がありますが、 2026年には数百規模の掲載・推計が見られます。
集計方法が異なるため、それをそのまま公式な営業店舗数とはみなせません。 それでも、女性のためのサービスが 「数店舗だけの特殊な世界」ではなくなってきたことは読み取れます。
存在しないことは違う。
見えないことと、 存在しないことは違います
利用したとしても、会社で話す必要はありません。 友人に知らせる必要も、SNSに書く必要もありません。
人に見せない時間があります。
それは後ろめたさではなく、 大切にしまっておきたい 私的な時間 なのかもしれません。
選ぶ理由も、 「性」だけではありません
身体的な欲求だけではなく、 会話や温もり、甘えられる時間、 日常の役割から離れる時間まで含めて、 親密さを求める女性もいます。
ときには、 「いつもの自分」を休ませても
どれも大切な自分です。 けれど、ときには肩書きを脇へ置いて、 ただひとりの女性として過ごす時間 があってもよいのではないでしょうか。
自分へ戻る時間。
女性が働き、 女性が自分で選ぶ時代へ
女性の就業率は長期的に上昇してきました。 もちろん、それだけで女性用風俗の広がりを 説明できるわけではありません。
ただ、自分で働き、自分で収入を得て、 自分のお金をどう使うかを自分で決める 女性が増えてきたことは、社会の大きな変化です。
男性との時間を楽しむ方法も、 ひとつではありません
「私はどうしたい?」へ。
「女性が性的なものを選ぶ」ことだけを、 特別にしなくても
女性も誰かに惹かれる。
女性にも好奇心がある。
女性も温もりを恋しく思う。
女性も自分の心地よさを大切にしたい。
その当たり前の気持ちに対して、 選べるものが少しずつ増えてきた。 それが、いまの景色なのかもしれません。
「カジュアル」とは、 誰もが利用するという意味ではありません
興味のない方も、必要のない方もいます。 もちろん、それでよいのです。
自分。
自分。
気持ちまで、
隠さなくてもよい時代へ。
女性が自分の気持ちを、 自分のものとして大切にできること。
OPUSが願っているのは、 そんな当たり前で、静かな自由 です。
もし、もう少しだけ
知ってみたくなったら。
利用するかどうかを、今決める必要はありません。
まず知って、それから静かに考えてください。
