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MARRIAGE & THE WOMAN WITHIN
結婚していても、女性であることは終わらない

夫が嫌いだから、男性に求められたいわけではない。
離婚したいから、誰かに欲情されたいわけでもない。
ここは、多くの既婚の姫君が説明に困るところかもしれません。
「夫婦仲が悪いわけじゃないんです」
そう前置きしたくなる。
けれど、本来はその前置きすら必要ないのかもしれません。
生活を維持したいこと。
家庭を大切にしたいこと。
夫を大切に思っていること。
そして性的な欲求があること。
これらは、一人の人間の中に同時に存在し得ます。
独身の姫君も同じです。
性欲があるから恋人が欲しい、とは限らない。
男性との親密な時間がほしいから結婚したい、というわけでもない。
人間の欲求は、人生設計といつも綺麗に同じ方向を向いてくれるわけではありません。
もちろん、実際に何をするかについては、夫婦間の約束やそれぞれの事情があります。
場合によっては、法的なことまで考える姫君もいるでしょう。
OPUSが、
「何も考えず好きにすればいい」
などと言うつもりはありません。
むしろ大人の姫君たちが、簡単には動けないことくらい分かっています。
守るものがあるから迷う。
築いてきたものがあるから怖い。
それでも気持ちは消えてくれない。
その間で揺れることこそ、大人の女性の現実なのではないでしょうか。
ただ、
「私は結婚しているのだから、性的な欲求そのものまでなくさなければならない」
となれば、それはまた別の話です。
男性が何歳になっても女性に興味を持つことが珍しくないのなら、女性だけがある年齢から突然、欲望を卒業しなければならない理由もないでしょう。