恋は、なぜ人を寂しくするのだろう。|OPUS

ラブホテルの客室で夜景を眺めながら静かに物思いにふける大人の女性

OPUS EDITORIAL / COLUMN

恋は、なぜ人を
寂しくするのだろう。

幸せだけでは説明できない、恋と承認と孤独について。 女性が忘れていた自分自身を、もう一度思い出すまでの物語。

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Why does love sometimes feel lonely?

恋をすると、人は幸せになる。
そう思われがちだ。

もちろん、それは間違いではない。 しかし、多くの女性にとって、恋は幸福だけでは終わらない。 ふとした瞬間に、どうしようもない寂しさを連れてくることがある。

01

その寂しさは、
どこから来るのだろう。

その理由を、言葉で説明するのは難しい。

誰かを好きになったから寂しいのか。 会えないから寂しいのか。 そう単純な話でもないように思える。

多くの女性には、心のどこかに「承認されたい」という願いがある。

  • 褒められたい。
  • 大切に扱われたい。
  • 特別な存在として見つめられたい。
  • 必要とされたい。

それは決して、わがままでも贅沢でもない。

誰もが子どもの頃に自然と受け取っていた、 「安心」の延長線上にある感情なのかもしれない。

02

守られる側から、
守る側へ。

誰かに守られている。 ここにいていいと言われる。

その温もりは、大人になるにつれて少しずつ失われていく。

気づけば、女性は守られる側ではなく、守る側になっている。

子どものために。家族のために。恋人や夫のために。 職場でも、人間関係でも、周囲に気を配る役割を担うことが少なくない。

それは美しいことだ。 けれど、美しいからといって、疲れないわけではない。

誰かを支え続ける人ほど、
自分が支えられる機会は少なくなる。

ON CARE, LOVE AND LONELINESS

03

男性が悪いのだろうか。

そう結論づけることは簡単かもしれない。 けれど、現実はもっと複雑だ。

多くの男性は、女性が抱える小さな感情の揺らぎに気づいていない。

悪意があるわけではない。 ただ、気づいていない。

だからこそ、女性は「言わなくても分かってほしい」と願い、 男性は「言ってくれなければ分からない」と思っている。

そのすれ違いは、誰か一人だけの責任ではない。

胸の中にある満たされなさは、一度理由を見つけたように思えても、 また静かに戻ってくる。

日々の忙しさの中へ溶け込み、 やがて「こんなものだ」と自分自身に言い聞かせる。

それを繰り返している女性は、決して少なくない。

04

その虚しさを、
一生背負う必要はない。

では、その虚しさは女性である限り、 一生背負わなければならないものなのだろうか。

そうではないと信じたい。

青春の頃のように。

誰かに会いたくて胸が高鳴り、 鏡の前で少しだけ時間をかけて身支度をしていた頃のように。

ただ会えるだけで嬉しかったあの感覚を、 人生から失ってしまう必要はない。

時間を巻き戻すことはできない。 けれど、心が再び動き出す瞬間は、 何歳になっても訪れる。

05

忘れていた自分自身を、
もう一度思い出す。

  • 必要とされること。
  • 見つめられること。
  • 女性として扱われること。
  • 安心して力を抜けること。

それは決して過去への逃避ではない。

忘れていた自分自身を、もう一度思い出す時間なのだ。

06

非日常ではなく、
失われた感覚を取り戻す時間。

OPUSが目指しているのは、非日常そのものではない。

日常の中で少しずつ失われていった、 ときめきや安心感を取り戻す時間である。

誰かの母親でもない。 誰かの妻でもない。 誰かの部下でもない。

一人の女性として笑い、 一人の女性として求められ、 一人の女性として心を解放する。

その時間は、決して現実から逃げるためではない。

明日からまた、自分らしく歩き出すための時間である。

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