投稿者: OPUS

  • 女性用風俗でキャストさんと会ったら?最初の会話から終了・退室までの流れ

    女性用風俗でキャストさんと会ったら?最初の会話から終了・退室までの流れ

    初めての女性用風俗|予約前から帰宅までの実用ガイド|全3章
    CHAPTER 03 / 03

    女性用風俗でキャストさんと会ったら?最初の会話から終了・退室までの流れ

    女性用風俗でキャストさんと初めて会うとき、最初に何をすればよいのでしょうか。挨拶から標準120分の過ごし方、希望の伝え方、終了と退室まで、当日の流れを順序に沿って説明します。

    AT A GLANCE

    まず結論:最初は挨拶と会話からで構いません

    キャストさんと会った瞬間に、性的なことを始める必要はありません。

    OPUSでは、最初の挨拶と会話を通じて希望を確認し、その日の過ごし方を整えます。会話の話題や進め方を、女性がすべて準備しておく必要はありません。

    セックスしたいという気持ちや、オナニーだけでは満たされない親密さへの関心があっても、初対面からの流れは想像しにくいものです。ここではホテルのドアを開けた後、どのように時間を過ごし、どう終了するのかを具体的に整理します。

    POINT 01

    STEP 1|ドアを開けたら、何を話す?

    「こんばんは」「今日はよろしくお願いします」と挨拶できれば十分です。ホテルに迷わず来られたか、飲み物は何がよいか、どんな気分で過ごしたいか。最初はごく普通の話題から始められます。

    OPUSの標準120分ガイドでは、最初の時間を互いに知るための会話に充てる一例を紹介しています。開始直後から性的な希望を詳しく話す必要はありません。「少し緊張しています」と伝えることも自然な会話です。

    最初の挨拶「こんばんは」「よろしくお願いします」で十分。
    話題に困ったら今日の予定・好きなこと・希望する雰囲気から。
    緊張するとき「初めてなので少し緊張しています」と伝えてよい。
    決めていないこと当日の気持ちを確認しながら相談できる。
    ラブホテルのソファで、顔の目立たない男性キャストと穏やかに話す30代女性
    最初に必要なのは、うまく話すことじゃない。
    POINT 02

    STEP 2|標準120分は、どのように進む?

    OPUSの「標準120分」は、誰もが同じ順番で進めなければならない決まったプログラムではありません。公式ガイドでは、一例として次のような時間の使い方を示しています。

    1. 会話から始める:最初は挨拶や雑談を交えて、今日の気持ちを確かめます。
    2. 距離の取り方を相談する:手をつなぐ、隣に座る、入浴を検討するなど、希望を確かめます。
    3. 親密な時間を選ぶ:対応可能な性感サービスなども、ご希望と同意を確認したうえで相談します。
    4. 終わりの準備:終了が近づいたら、身支度やお別れの時間を確保します。

    セックスを望む気持ちと、OPUSが提供できる具体的なサービスは同じ意味ではありません。提供内容の範囲と可否は、予約前に確認できます。希望する行為や過ごし方がある場合は、曖昧にせず相談してください。

    POINT 03

    STEP 3|希望を言えない・気持ちが変わったとき

    「優しくリードしてほしい」「しばらく話したい」「手をつないでから考えたい」など、希望は一つの言葉から伝えられます。初めからすべてを説明する必要はありません。

    希望を伝えるときの例文

    初めてなので、最初は少しお話ししながら過ごしたいです。慣れてきたら、どんなふうに進めるか相談させてください。

    途中で気持ちが変わることもあります。「今日はここまでにしたい」「もう少しゆっくり進めたい」と伝えられます。OPUSは同意のない親密な接触を行わず、沈黙を同意として扱わない方針です。

    反対に、会ってから興味が生まれた場合も、提供可能な範囲で相談できます。親密な時間を利用しないまま会話だけで終了することも可能です。

    POINT 04

    STEP 4|終了時刻・お別れ・ホテルの退室

    初回は、最初の会話だけでなく、終わり方も気になるものです。OPUSの標準120分案内では、終了が近づいた段階でキャストさんがお知らせし、身支度の時間を確保する例を紹介しています。

    キャストさんが先に退室するか、一緒にホテルを出るかは、当日の合流方法や施設の条件によって変わります。客室利用の精算、退室時刻、再入室の可否などはホテルの規則に従いましょう。

    帰宅後についても、次の予約をその場で決める必要はありません。OPUSは許可のない連絡を始めないプライバシー方針を掲げています。連絡方法や残る履歴が気になる場合には事前に確認できます。

    ホテルを出て夜の都内の街を落ち着いた表情で歩く30代女性
    長かったのは、知らない時間へ向かうまでだった。
    POINT 05

    初対面と終了についてのFAQ

    会った瞬間、何かしなければいけませんか?

    いいえ。挨拶と会話から始められます。OPUSではその日の希望を確認し、急いで親密な時間へ進めません。

    性的な希望を当日変えてもよいですか?

    はい。希望の変更・中止はいつでも相談でき、沈黙を同意とは扱いません。提供内容の可否は確認が必要です。

    時間が終わったらどう帰りますか?

    終了前に身支度を整え、ホテルの利用条件に従って退室します。キャストさんとの別れ方も事前に確認できます。

    PRIVATE CONCIERGE · OPUS TOKYO

    分からないことから、相談できます。

    最初の会話や過ごし方も、急いで決める必要はありません。
    お急ぎになる必要はありません。ご希望を伺いながら、具体的な手順をご案内します。

    ご予約前の相談・お問い合わせよくあるご質問

    ご利用方法・料金・プライバシーに関するご案内は、公開時点のOPUS公式情報に基づきます。ホテルごとの利用条件は各施設へご確認ください。ご利用方法|料金|安心と同意

  • ラブホテルは予約が必要?初めての女性向け風俗で使うホテルの選び方・入り方

    ラブホテルは予約が必要?初めての女性向け風俗で使うホテルの選び方・入り方

    初めての女性用風俗|予約前から帰宅までの実用ガイド|全3章
    CHAPTER 02 / 03

    ラブホテルは予約が必要?初めての女性向け風俗で使うホテルの選び方・入り方

    女性用風俗でラブホテルを利用する際、事前予約は必須なのでしょうか。休憩・宿泊の違い、ビジネスホテルの利用条件、入室とキャストさんとの合流までを整理します。

    AT A GLANCE

    まず結論:ラブホテルは必ず事前予約する施設ではありません

    ラブホテルには、当日空いている客室を選んで利用できる施設が多くあります。

    ただし、予約の可否・休憩時間・宿泊料金・チェックイン方法はホテルごとに異なります。「予約しなければ利用できない」と思い込む必要も、「必ず予約不要」と考える必要もありません。

    女性用風俗への予約を考えると、ホテルの手配が特別に難しい仕事に思えることがあります。けれど、確認する点を分ければ、ホテル選びは整理できます。まずキャストさんの希望日時を相談し、利用する施設の条件を確認するのが基本です。

    POINT 01

    STEP 1|ラブホテルで最初に確認すること

    ホテルの写真だけで選ばず、利用する時間帯とチェックイン方法から確認します。ラブホテルでは「休憩」「フリータイム」「宿泊」などの区分があり、曜日・時間帯によって適用条件が異なります。

    休憩短時間の滞在。時間帯・利用可能時間は施設ごとに異なる。
    フリータイム設定された時間帯の範囲で利用できるプラン。
    宿泊夜から翌朝などの利用。チェックイン開始時刻を確認。
    事前予約できる施設とできない施設がある。空室は当日の状況による。

    初回の利用なら、滞在時間がご利用コースの時間と入退室の余裕を満たすかを確認すると分かりやすくなります。チェックイン前の待ち時間、退室の準備、交通手段も含めて考えましょう。

    自宅のノートパソコンでラブホテルの客室と利用条件を調べる30代女性
    ラブホテルって、予約するものだと思っていた。
    POINT 02

    STEP 2|ラブホテルとビジネスホテル、どちらを選ぶ?

    ラブホテルに慣れていない場合、普段の出張や旅行で利用するビジネスホテルの方が分かりやすいこともあります。OPUSはホテルを一種類に限定していません。

    ただし、ビジネスホテルでは宿泊登録をしていない第三者の客室入室を禁止している施設があります。キャストさんが客室へ入れるかを確認せずに予約するのは避けましょう。宿泊する人数、入室可能な時間、ロビーでの待ち合わせ条件など、ホテル側の規則に従うことが前提です。

    選び方の目安
    ラブホテル:休憩利用や当日の空室選択ができる施設がある。
    ビジネスホテル:一般的な予約手続きに慣れている方には分かりやすい。ただし、外部の方の入室条件は事前確認が必要。

    ホテルの利用料金や必要な追加費用も、OPUSとのご予約内容と併せて確認してください。施設の条件に合わない使い方を勧めるものではありません。

    POINT 03

    STEP 3|予約を決めてから当日までの順番

    初めての場合は、ホテルだけを先に手配してしまうより、次の順番で考えると変更の手間を減らせます。

    1. 希望するキャストさんと日時をOPUSに相談する。
    2. 利用エリアとコース時間を確認する。
    3. ホテル候補を決め、予約の可否・空室・入室条件を調べる。
    4. 待ち合わせ方法を決め、ホテル代等を含む費用を確認する。
    5. 当日の連絡方法を把握してから出発する。

    ホテル名・部屋番号が決まっていない段階でも相談できます。駅やホテル周辺で合流して一緒に向かう方法もありますので、ご希望に合わせて決めましょう。

    POINT 04

    STEP 4|当日の入室・部屋番号の連絡

    OPUSのご利用ガイドでは、基本はお客様が先に客室へ入り、ホテル名と部屋番号を連絡し、キャストさんを迎える方法を案内しています。ラブホテルの入室方法が分からなければ、入る前に確認してください。

    入室後の連絡例

    ホテルに入りました。○○ホテル、△△号室です。よろしくお願いします。

    部屋に入れない、空室がない、予定よりチェックインに時間がかかる場合は、無理に急がず、その時点でOPUSへ連絡してください。待ち合わせがロビーや駅になる場合も含め、事前に決めた方法で合流します。

    ラブホテルの客室へ入室し、バッグを置いてほっと微笑む30代女性
    ホテルに入れたなら、もう半分は越えている。
    POINT 05

    ホテル利用でよくある質問

    ラブホテルは必ず予約する必要がありますか?

    いいえ。予約不要で空室を選んで利用できる施設もあります。ただし予約・入室方法は各ホテルで確認してください。

    ビジネスホテルでも利用できますか?

    ホテルが第三者の入室や利用人数を認めるなど、利用規則に適合する場合は選択肢になります。

    キャストさんと一緒にホテルへ入ることはできますか?

    OPUSは最寄り駅やホテル付近などでの待ち合わせも案内しています。ホテルの規則に合う方法を事前に相談してください。

    PRIVATE CONCIERGE · OPUS TOKYO

    分からないことから、相談できます。

    ホテルの選び方も、予約前に相談できます。
    お急ぎになる必要はありません。ご希望を伺いながら、具体的な手順をご案内します。

    ご予約前の相談・お問い合わせよくあるご質問

    ご利用方法・料金・プライバシーに関するご案内は、公開時点のOPUS公式情報に基づきます。ホテルごとの利用条件は各施設へご確認ください。ご利用方法|料金|安心と同意

  • 女性用風俗への初めての問い合わせ|連絡方法・予約・個人情報を解説

    女性用風俗への初めての問い合わせ|連絡方法・予約・個人情報を解説

    初めての女性用風俗|予約前から帰宅までの実用ガイド|全3章
    CHAPTER 01 / 03

    女性用風俗への初めての問い合わせ|連絡方法・予約・個人情報を解説

    女性用風俗へ初めて問い合わせる際、どのように連絡すればよいか分からない方へ。LINEの最初の文章から、予約時の個人情報、確認する項目、予約確定までを順序立ててご案内します。

    AT A GLANCE

    まず結論:お店への最初の連絡は、質問だけでも構いません

    最初のLINEは「初めてなので、利用方法を教えてください」で十分です。

    OPUSは相談のみでも受け付けています。キャストさん、日時、ホテル、性的な希望がすべて決まっていなくても構いません。お店への問い合わせと、正式な予約確定は別の段階です。

    「セックスしたい」「オナニーでは満たされない気持ちがある」と感じ、女性用風俗を調べていても、実際にお店へ何を書けばよいか分からないことがあります。ここでは、その最初の連絡から予約確定までを、順序に沿って整理します。

    POINT 01

    STEP 1|最初のLINEには何を書けばいい?

    まず必要なのは、利用を検討していることと、分からない点を伝えることです。会ったことのない相手に対して、最初から細かな希望を説明する必要はありません。

    未定のままでよい項目キャストさん・ホテル・具体的な過ごし方
    最初に伝えられること初めての利用であること、気になる質問
    LINEの問い合わせ例文

    初めまして。女性用風俗は初めてです。利用を考えていますが、予約方法やホテルについて少し相談してもよいでしょうか。

    もちろん「○日の夜に相談したい」「△△さんの空き状況を確認したい」と具体的に書いても大丈夫です。予約を決めてから相談するのではなく、相談を通して予約するか決めることもできます。

    ノートとスマートフォンを前に、女性用風俗への問い合わせ文章を考える女性
    何を書けばいいのか、それがいちばん分からなかった。
    POINT 02

    STEP 2|本名・電話番号・住所はどこまで必要?

    OPUSの公式案内では、相談から予約までLINEのニックネームで進められ、本名・電話番号・自宅住所をOPUSへ伝える必要はありません。LINEの表示名も本名である必要はありません。

    一方、ホテルを利用する場合に施設が求める宿泊者情報や本人確認は、OPUSへの問い合わせとは別です。ホテルの規則に従って確認してください。

    プライバシーの確認点
    LINEの通知表示、スマートフォンのロック画面、トーク履歴、決済明細など、ご自身の端末や決済手段に残る情報は別途確認すると安心です。OPUSの秘密保持の方針は安心と同意・プライバシーをご覧ください。

    特定の事情を最初の問い合わせで詳細に話す必要もありません。過ごし方や避けたいことなど、サービスのために必要な内容を、話せる範囲から相談できます。

    POINT 03

    STEP 3|予約までに決める4項目

    ご相談から予約へ進む際は、次の4項目を確認します。すべてを最初のメッセージで確定させる必要はありません。

    1. キャストさん:希望する男性を選ぶ。決められない場合は相談する。
    2. 日時:第一希望と、可能なら別の候補日を用意する。
    3. ご利用時間:標準は120分。180分・240分も選べる。
    4. 場所:ホテル、待ち合わせ場所、またはホテル選びの相談から始める。

    たとえば「土曜日の夕方、120分で、都内のラブホテルを考えています。ただしホテルはまだ決まっていません」という段階でも、状況を伝えられます。

    料金や利用条件の確認も大切です。日本語向けの基本コースは120分50,000円、180分90,000円、240分120,000円。ホテル代や交通費などの必要費用は、内容に応じてご予約前に確認します。

    POINT 04

    STEP 4|問い合わせから予約確定までは別の段階

    「送信するとすぐ予約になるのでは」と心配される場合がありますが、問い合わせだけで予約が成立するわけではありません。OPUSでは希望日時・内容・費用を確認し、案内された総額を確認して事前のお支払いを完了することで予約が確定します。

    決済方法は案内時に確認できます。サービス料金だけでなく、交通費、ホテル代、必要な実費や追加手配がある場合の金額も、予約を決める前にご確認ください。

    朝の窓辺でノートを広げ、相談したいことを整理する30代女性
    問い合わせは、人生の大決断じゃなくていい。

    セックスをしたいという気持ちがあっても、最初から親密な希望を具体的に書く必要はありません。また、OPUSが提供する内容は女性向けのプライベートコンパニオンおよび対応可能な性感サービスであり、「セックス」という言葉だけですべての行為が約束されるわけではありません。希望する内容は事前に対応可否を確認できます。

    POINT 05

    よくある質問

    まだ予約するか決めていません。相談だけでよいですか?

    はい。公式案内では、相談だけでも構いません。内容を確認してから利用するかお決めいただけます。

    本名や個人の電話番号を伝える必要はありますか?

    OPUSへの相談・予約では不要と案内しています。ホテル側が必要とする情報は別途その施設の規則をご確認ください。

    性的な希望を文章で詳しく書かなければいけませんか?

    いいえ。話せる範囲で構いません。具体的な希望があるときは、その内容に対応できるかを確認できます。

    PRIVATE CONCIERGE · OPUS TOKYO

    分からないことから、相談できます。

    最初の連絡は、質問だけでも構いません。
    お急ぎになる必要はありません。ご希望を伺いながら、具体的な手順をご案内します。

    ご予約前の相談・お問い合わせよくあるご質問

    ご利用方法・料金・プライバシーに関するご案内は、公開時点のOPUS公式情報に基づきます。ホテルごとの利用条件は各施設へご確認ください。ご利用方法|料金|安心と同意

  • 私たちを振り回しているのは、セックスしていない時間なのかもしれない。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第5章/全5章】

    私たちを振り回しているのは、セックスしていない時間なのかもしれない。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第5章/全5章】

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。|全5章
    CHAPTER 05 / 05

    私たちを振り回しているのは、セックスしていない時間なのかもしれない。

    OPUS · NEWS & VOICE

    ここまで、ずっとセックスについて考えてきた。

    でも最後に、少し変なことに気づく。

    この連載で考えてきたことの多くは、実はセックスしている最中の話ではない。

    セックスする前に想像すること。

    相手を求めること。

    選ばれるかもしれないと期待すること。

    断られて寂しくなること。

    終わったあとに思い出すこと。

    またセックスしたいと思うこと。

    そう考えると、私たちを長い時間動かしているものは、

    セックスそのものではなく、「セックスしていない時間」なのかもしれない。

    セックスには「前」がある

    誰かと会う約束をする。

    まだ数日先なのに楽しみになる。

    服を選ぶ。

    少し身体を整える。

    どんな話をしようか考える。

    セックスをするかどうかさえ決まっていないのに、その可能性を想像する。

    あるいは、まだ会ったことのない誰かとのセックスを空想することもある。

    オナニーをしながら、頭の中に物語をつくることもある。

    そこでは現実のセックスは、一秒も起きていない。

    でも、心は動いている。

    つまり人間は、まだ存在していない性的な時間を想像して、その未来に現在の感情を動かされることができる。

    これはなかなか不思議な能力だと思う。

    そして「後」もある

    セックスが終われば、それですべて消えるわけでもない。

    心地よかった時間を思い出す。

    相手の言葉を思い出す。

    満たされた気持ちが残ることもある。

    もっと一緒にいたいと思うこともある。

    反対に、なぜか寂しくなることもある。

    「思っていたものとは違った」と感じることもある。

    オーガズムの強さだけでは、こうした違いを説明できない。

    セックスは、終わったあとにどう感じたかまで含めて、一つの経験になる。

    だから一瞬の出来事が記憶になる。

    そして記憶になったセックスは、次の欲望にもなる。

    「あの時間を、もう一度」

    と思うことがある。

    あるいは、

    「次は、もう少し違う時間がいい」

    と思うこともある。

    経験が、次の想像をつくる。

    BEFORE / DURING / AFTER

    ここまでの5章を、三つの時間に分けてみる。

    BEFORE

    想像する。期待する。相手を探す。選ぶ。選ばれたいと思う。

    DURING

    触れ合う。興奮する。身体を感じる。親密さを感じる。オーガズムを迎えることもある。

    AFTER

    満足する。思い出す。安心する。寂しくなる。また欲しくなる。

    セックスそのものは、真ん中にしかない。

    でも、「性的な経験」は、その前後へ大きく広がっている。

    これなら、最初の疑問にも少し答えられる。

    なぜ、人生のほんの短い時間しか占めないセックスに、人間はこれほど振り回されるのか。

    それは、一瞬の快感だけを追いかけているからではないのかもしれない。

    女性用風俗という場所から見える、不思議なこと

    ここで最後に、私たちOPUSがいる場所から、この問いを見てみたい。

    女性用風俗という場所には、少し特殊なところがある。

    女性が自分の意思で男性を選び、その人と過ごす時間に対価を払う。

    この事実だけを見て、

    「セックスがしたい女性が利用する場所」

    と言ってしまえば、とても簡単だ。

    でも、それだけでは見えなくなるものがある。

    もしオーガズムだけなら、オナニーという方法もある。

    恋愛そのものを求めるなら、恋人という関係もある。

    会話だけなら、友人と過ごす方法だってある。

    それでも、恋人ではない男性との親密な時間を、自分の意思で選びたい女性がいる。

    そこには何があるのだろう。

    男性の身体に触れたい。

    触れられたい。

    セックスを楽しみたい。

    誰かに丁寧に向き合ってほしい。

    日常とは違う時間を過ごしたい。

    女性として扱われることが嬉しい。

    恋愛や生活を持ち込まず、その時間だけ親密でいたい。

    もちろん、すべての女性が同じ理由ではない。

    むしろ私たちが感じるのは、理由が一人ずつ違うことのほうが自然だということだ。

    「セックスしたい」は、ひとつの欲望ではなかった

    第1章では、

    セックスなんか要らなければ、人生はもっと簡単だったのではないか。

    と考えた。

    第2章では、オーガズムという一瞬の快感と、それよりずっと長い「欲しい」という時間を考えた。

    第3章では、自分一人ではセックスできないこと、相手の同意、選ぶこと、選ばれることを考えた。

    第4章では、「セックスしたい」の中に、快感だけではなく、親密さ、愛情、承認、自己確認、解放などが重なっている可能性を考えた。

    そして最後に見えてきたのは、たぶんこれだ。

    人間がセックスに振り回されるのは、セックスが一つの欲望だからではない。

    >

    あまりにもたくさんの欲望を、私たちが「セックス」という一つの言葉に託しているからなのかもしれない。

    だから、セックスは短いのに、人生の遠くまで入り込んでくる。

    まだ起きていないセックスを想像できる。

    終わったセックスを思い出せる。

    誰かに求められたことを覚えている。

    触れられた体温を覚えている。

    そして、いつかまた誰かを求める。

    一瞬なのに、一瞬では終わらない。

    それが、人間にとってのセックスなのかもしれない。

    そしてもし、

    「セックスしたい」

    という気持ちが自分の中に現れたなら、急いで恥ずかしがらなくてもいいと思う。

    その奥に何があるのか、少しだけ自分に聞いてみる。

    オーガズムが欲しいのか。

    人肌が恋しいのか。

    誰かに求められたいのか。

    ただ、日常から少し離れたいのか。

    答えがいくつあってもいい。

    答えがまだ分からなくてもいい。

    自分の欲望を知ろうとすることは、自分を大切に扱うことの一つでもある。

    OPUSが、そんな気持ちを安心して認められる場所でありたいと思っています。

    SERIES COMPLETE|全5章

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。

    第1章からもう一度読みたい方は、OPUS公式サイトからお読みいただけます。

    続きを読む →

  • 私たちが欲しいのは、本当にセックスなのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第4章/全5章】

    私たちが欲しいのは、本当にセックスなのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第4章/全5章】

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。|全5章
    CHAPTER 04 / 05

    私たちが欲しいのは、本当にセックスなのか。

    OPUS · NEWS & VOICE

    「セックスしたい」

    とても分かりやすい言葉に見える。

    けれど、ここまで三章を読んできたなら、この言葉が少し不思議に見えているかもしれない。

    身体が快感を欲しがっている。

    オーガズムを感じたい。

    誰かに触れられたい。

    抱きしめられたい。

    求められたい。

    好きな人と、もっと近くなりたい。

    それらは似ている。

    でも、同じではない。

    もしかすると\*\*「セックスしたい」という言葉は、驚くほど解像度の低い言葉なのではないだろうか。\*\*

    オーガズムが欲しいなら、オナニーという方法がある

    これは何度考えても面白い。

    身体的な快感だけが目的なら、オナニーはとても合理的だ。

    相手はいらない。

    恋愛も必要ない。

    予定を合わせなくてもいい。

    誰かに選ばれる必要もない。

    それでも人は、オナニーとは別に誰かとのセックスを求めることがある。

    では、何が欲しいのだろう。

    たとえば、

    「人の手で触れられること」

    なのかもしれない。

    自分で自分に触れることと、誰かの手が自分へ近づいてくること。

    身体に起きる刺激だけを見れば似ているところがあっても、経験としては違う。

    なぜなら、そこには他者の意思が含まれているからだ。

    opus behind i want sex another me
    OPUS News & Voice|opus behind i want sex another me

    「愛している」と「セックスしたい」は同じではない

    ここも、とても繊細なところだ。

    人を愛していても、いつもセックスしたいとは限らない。

    反対に、恋愛感情とは別のところで性的な欲望を感じることもある。

    愛情と性欲は重なることがある。

    でも、完全に同じものではない。

    だからパートナー同士でも、ときにすれ違う。

    一人は、

    「セックスがなくても、愛していることは変わらない」

    と思っている。

    もう一人は、

    「愛しているなら、どうして私をセックスの相手として求めてくれないのだろう」

    と寂しくなる。

    どちらも、その人にとっては本当の気持ちなのだと思う。

    問題は愛情の有無だけではない。

    セックスに何を託しているかが違う。

    一人にとっては、セックスは愛情表現の一つ。

    もう一人にとっては、愛情とセックスはそれほど強く結びついていない。

    だからセックスレスは、ときに「回数」の問題以上に苦しくなる。

    失ったと感じているものが、二人で違うからだ。

    「女として見られたい」という気持ちもある

    誰かから性的に求められることで、自分の中の何かを確かめる人もいる。

    私はまだ誰かを欲しいと思える。

    私の身体はまだ反応する。

    私は誰かから求められる存在でもある。

    こうした気持ちは、とても個人的なものだ。

    すべての女性が持つわけではないし、持たなくても何も不足していない。

    でも、そう感じる女性がいることも、否定する必要はないと思う。

    セックスには、ときに自己確認まで入り込む。

    だから身体的には満たされたのに、なぜか寂しいセックスがある。

    反対に、オーガズムがなくても「すごく満たされた」と感じる時間がある。

    もしセックスの価値がオーガズムの強さだけで決まるなら、これは少し説明しにくい。

    opus love and want sex not the same
    OPUS News & Voice|opus love and want sex not the same

    欲しいのは「日常から離れる時間」かもしれない

    セックスには、もう一つの顔がある。

    いつもの自分から、ほんの少し離れること。

    仕事をしている自分。

    家のことを考えている自分。

    誰かのために予定を整えている自分。

    いろいろな役割を持って生活していると、ときどき「何者でもなく身体だけでいられる時間」が心地よく感じられることがある。

    セックスそのものより、その時間だけ日常から離れられることを求めている場合もあるのかもしれない。

    だから、

    身体の快感。\
    他者の体温。\
    愛情。\
    親密さ。\
    承認。\
    自己確認。\
    非日常。\
    解放。

    これらは別々なのに、セックスという一つの出来事の中で重なり得る。

    そこに、この欲望のややこしさがある。

    「セックスしたい」は、答えではなく問いの入口

    「どうしてセックスしたいの?」

    と聞かれて、きれいに答えられなくてもいいと思う。

    身体が求めている日もある。

    人肌が恋しい日もある。

    好きな人ともっと近くなりたい日もある。

    恋愛は求めていないのに、男性との親密な時間が欲しい日だってあるかもしれない。

    そして何も欲しくない日もある。

    それらを無理に一つの理由へまとめる必要はない。

    むしろ、

    「私はセックスがしたい」から、もう一歩だけ先へ。

    >

    「私は、セックスの中の何を欲しがっているのだろう」

    そう考えてみると、自分の欲望は少しだけ優しいものに見えてくる。

    恥ずかしいものでも、乱れたものでもなく、

    自分が何を心地よいと感じ、誰と、どんな距離でいたいのか。

    その気持ちを知るための手がかりなのかもしれない。

    そして最終章では、もう一度最初の問いへ戻る。

    これほどたくさんの意味を持つセックスが、なぜ実際の行為をしていない時間にまで、私たちの心へ入り込んでくるのか。

    その長い時間について考えてみたい。

    次章|CHAPTER 05 / 05

    私たちを振り回しているのは、セックスしていない時間なのかもしれない。

    セックスは短い。

    でも欲望は、その前にも、その後にも存在する。

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  • セックスには、なぜ「自分ではない誰か」が必要なのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第3章/全5章】

    セックスには、なぜ「自分ではない誰か」が必要なのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第3章/全5章】

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。|全5章
    CHAPTER 03 / 05

    セックスには、なぜ「自分ではない誰か」が必要なのか。

    OPUS · NEWS & VOICE

    オナニーなら、一人でできる。

    自分の都合で始められる。

    今日はやめておこうと思えば、やめられる。

    そこには、自分以外の誰かの意思は存在しない。

    でも、セックスは違う。

    二人のセックスには、必ずもう一人いる。

    当たり前のことなのに、考えてみるとこれはとても大きな違いだ。

    自分がセックスしたいと思っているだけでは、セックスは成立しない。

    セックスには「相手の気持ち」という、自分では決められないものがある

    どれほど好きでも。

    どれほどセックスしたくても。

    相手が望んでいなければ、二人のセックスは始まらない。

    そこには同意が必要になる。

    そして同意は、一度得たらずっと続くものでもない。

    昨日はセックスした。

    だから今日もいい。

    そんなふうにはならない。

    同じ二人でも、昨日はしたかったけれど今日はしたくない、ということは普通に起こり得る。

    セックスそのものには同意していても、すべての触れ方や行為に同意しているとは限らない。

    途中で気持ちが変わることだってある。

    つまり性的な同意は、

    「この人なら何をしてもいい」という許可証ではない。

    その瞬間、その相手、その触れ合いについて、二人の気持ちが重なって初めて成立する。

    それは少し繊細で、とても人間らしいことだと思う。

    opus choosing and being chosen
    OPUS News & Voice|opus choosing and being chosen

    昨日までセックスできなかった人と、今日はできることがある

    逆のことも起きる。

    知り合ったばかりの二人。

    その日には、まだセックスする関係ではなかった。

    何度か会う。

    話す。

    笑う。

    少しずつ相手を知る。

    好意が生まれる。

    そしてある日、双方が「この人とセックスしたい」と思う。

    昨日まで存在しなかったセックスが、今日は二人の選択肢になる。

    ここでは便宜上、これを\*\*「獲得型のセックス」\*\*と呼んでみたい。

    学術用語ではない。

    けれど、人間のセックスを考えるとき、面白い特徴をよく表している。

    この場合に得られたものは、本当に身体的な快感だけなのだろうか。

    たぶん、それだけではない。

    「この人も、私を選んだ」

    という経験が重なっている。

    「セックスしたい」と言われること自体が、心を動かす

    少し照れくさいけれど、大切なところなので言葉にしてみる。

    好きな人から、

    「あなたとセックスしたい」

    と思われること。

    それ自体に、心を動かされる人がいる。

    オーガズムはまだ起きていない。

    身体に触れられてさえいない。

    それでも、「ほかの誰かではなく、自分が求められた」ということが嬉しい。

    だから逆に、好きな相手から性的に求められなくなったことを、深く寂しく感じる人もいる。

    ここではセックスが、単なる身体的快感を越えている。

    選ばれること。

    求められること。

    自分が誰かの欲望の対象になっていると知ること。

    それらまでセックスの周辺に集まってくる。

    opus consent yesterday not today
    OPUS News & Voice|opus consent yesterday not today

    だから、拒絶もまた心に触れる

    相手が必要だということは、思いどおりにならない可能性も引き受けるということだ。

    誘っても断られることがある。

    好きになっても、同じ気持ちを返してもらえないことがある。

    パートナーからセックスを求められなくなることもある。

    頭では、

    「今日は疲れているだけ」

    「私の価値とは関係ない」

    と分かっていても、心が少し傷つくことがある。

    それも不思議ではない。

    セックスに「選ばれる」という意味まで重なっている人にとって、性的な拒絶は、身体だけの問題ではなく感じられることがあるからだ。

    もちろん、断る側が悪いわけではない。

    セックスをしたくない気持ちも、したい気持ちと同じように尊重されていい。

    だからこそ難しい。

    誰も悪くないのに、寂しさだけが残ることがある。

    オナニーにはないもの

    ここまで来ると、第2章の問いに少し答えられる。

    オナニーでは、自分の身体へ快感を与えることができる。

    でも、自分を「選ぶ他者」をつくることはできない。

    自分ではない手。

    自分では予測しきれない触れ方。

    相手の表情。

    相手の体温。

    そして、

    「私は、この人と触れ合いたい」

    という二つの意思が重なること。

    セックスの快感には、身体の中だけではなく、二人の間に生まれるものもあるのかもしれない。

    そう考えると、次の疑問が出てくる。

    私たちが欲しいものは、本当に「セックス」という一つのものなのだろうか。

    オーガズムが欲しい。

    触れられたい。

    求められたい。

    愛されたい。

    安心したい。

    日常から離れたい。

    これらを全部、私たちは便利に、

    「セックスしたい」

    と呼んでいるだけなのかもしれない。

    次章では、その一言の中身を少しずつほどいてみたい。

    次章|CHAPTER 04 / 05

    私たちが欲しいのは、本当にセックスなのか。

    「セックスしたい」は、答えではなく、問いの入口なのかもしれません。

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  • オーガズムは一瞬なのに、なぜ私たちはセックスを追いかけるのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第2章/全5章】

    オーガズムは一瞬なのに、なぜ私たちはセックスを追いかけるのか。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第2章/全5章】

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。|全5章

    CHAPTER 02 / 05

    オーガズムは一瞬なのに、
    なぜ私たちはセックスを
    追いかけるのか。

    オーガズムは、ほんの一瞬。
    それなのに「欲しい」という気持ちは、
    そのずっと前から始まっています。

    前章では、少し不思議なことを考えました。

    セックスそのものは、人生の中ではそれほど長い時間ではありません。

    それなのに私たちは、セックスを想像したり、期待したり、 誰かに会いたくなったり、ときには予定を変えたり、 人間関係に悩んだりします。

    セックスしている時間は短いのに、
    セックスしたいと思っている時間は、ずっと長い。

    では、どうしてなのでしょう。

    いちばん分かりやすい答えは、 「気持ちいいから」 かもしれません。

    たしかに、それは間違いではないのでしょう。

    けれど、そう考えていると、 また別の不思議が見えてきます。

    01

    A MOMENT OF PLEASURE

    オーガズムは、
    それほど長くない。

    セックスの身体的な快感には、波があります。

    触れられる心地よさもあれば、 興奮が少しずつ高まっていく時間もある。

    そして、その先にオーガズムがあります。

    でも、その頂点そのものは長く続くものではありません。

    IN A WHOLE LIFE ほんの一瞬。

    人生という長い時間から眺めれば、本当に短い時間です。

    それなのに私たちは、その一瞬のために、 ずいぶん長い時間を使うことがあります。

    会う約束をする。 何を着ようか考える。 お風呂に入る。 鏡を見る。 電車に乗る。 誰かを待つ。

    あるいは、会う予定すらない夜に、 セックスを想像する。

    そう考えると、少し不思議です。

    私たちが求めているのは、
    本当にオーガズムだけなのでしょうか。

    02

    PLEASURE WITHOUT SOMEONE

    オナニーでオーガズムに達することもできる。
    それでも、セックスがしたい。

    ここで、さらに素朴な疑問があります。

    オーガズムだけが目的なら、 必ずしもセックスでなくてもいいはずです。

    オナニーでも、性的な快感を得ることはできます。

    自分の身体なら、自分の好みも分かっている。

    誰かと予定を合わせなくてもいい。

    断られることもない。

    気を遣う必要もない。

    それでも、ときどき、

    「オナニーがしたい」ではなく、 「セックスがしたい」 と思う夜があります。

    もちろん、すべての人がそうではありません。

    セックスをそれほど必要としない人もいますし、 オナニーのほうが心地よいという人もいるでしょう。

    それでいいのだと思います。

    ただ、「誰かとセックスがしたい」と感じる人にとっては、 身体的な快感だけでは説明しきれない何かがありそうです。

    03

    LIKING / WANTING

    「気持ちいい」と「欲しい」は、
    同じではないのかもしれない。

    脳の報酬研究では、しばしば “liking” と “wanting” という考え方が区別されます。

    LIKING 「快い」

    いま感じている心地よさ。

    ≠
    WANTING 「欲しい」

    近づきたい、手に入れたいという気持ち。

    この二つは、いつも完全に同じではありません。

    これはセックスだけの話ではありません。

    楽しみにしていた旅行。 ずっと欲しかった服。 予約したレストラン。 好きな人から届くかもしれないメッセージ。

    まだ手に入れていないときのほうが、 頭の中を占めていた——。

    そんな経験なら、少し思い当たることがあるかもしれません。

    セックスにも、似たところがあるのでしょうか。

    実際の快感だけではなく、 「これから起きるかもしれない」という期待そのものが、 私たちを動かしている。

    そう考えると、第1章で感じた不思議が 少し違って見えてきます。

    04

    BEFORE IT BEGINS

    セックスは、
    始まる前から始まっている。

    誰かと会うことになった夜。

    その人とセックスをするかどうかは、まだ分からない。

    でも、ほんの少し可能性を感じた瞬間から、 いつもの夜が違って見えることがあります。

    01

    服を選ぶ。

    02

    香水をつける。

    03

    メッセージを読み返す。

    04

    「今日はどうなるんだろう」と思う。

    まだ何も起きていません。

    それでも、心はもう動いている。

    だからもしかすると、人間にとってセックスとは、 身体が触れた瞬間に始まるものではないのかもしれません。

    想像した瞬間。 期待した瞬間。 「もしかしたら」と思った瞬間。

    そこから、すでに何かが始まっている。

    05

    THE UNKNOWN

    そして、
    いつも同じではない。

    セックスには、もう一つ不思議なところがあります。

    同じ相手でも、同じ場所でも、 同じ夜にはなりません。

    相手の表情も違う。

    自分の気持ちも違う。

    今日はどんなふうに感じるのか。

    相手は自分をどう見ているのか。

    そもそも、本当にセックスをするのか。

    完全には分からない。

    その 「まだ分からない」 という余白も、人の心を惹きつけるものの一つなのかもしれません。

    何もかも最初から決まっているものとは、少し違う。

    だから想像する。 だから期待する。 だから、ときには期待しすぎてしまう。
    06

    WHAT ARE WE CHASING?

    それなら、私たちは
    何を追いかけているのでしょう。

    オーガズム 身体の快感 期待 想像 触れられること 誰かを求めること 誰かから求められること まだ分からない出来事を待つこと

    こうして並べてみると、 「セックスがしたい」という一言の中には、 ずいぶんたくさんのものが入っています。

    だから、「オーガズムが気持ちいいから、人はセックスをする」 と言うだけでは、少し足りないのでしょう。

    オーガズムは一瞬です。

    けれど、その一瞬へ向かう心は、
    もっと前から動いている。

    そして、その心を動かしているものは、 快感だけではないのかもしれません。

    A PLACE FOR YOUR FEELINGS

    「セックスしたい」を、
    否定しなくてもいい。

    ここまで読んで、もし少しだけ 「分かる」と思ったなら。

    その気持ちに、すぐ理由をつけなくてもいいのかもしれません。

    寂しいからなのか。

    オーガズムが欲しいからなのか。

    誰かに触れられたいからなのか。

    女性として見られたいからなのか。

    あるいは、ただセックスがしたいのか。

    きれいに説明できなくてもいい。

    OPUSは、その気持ちを説得したり、 評価したりする場所ではありません。

    誰かと過ごす時間を想像すること。

    予約した日を、少し楽しみに待つこと。

    いつもより丁寧に服を選ぶこと。

    日常から少しだけ離れて、 一人の女性として迎えられること。

    BEFORE THE MOMENT セックスがほんの一瞬の快感だけではないのなら、
    その前から、その時間は始まっているのかもしれません。

    「してみたい」と思った自分を、 無理に打ち消す必要もありません。

    その気持ちを現実にするかどうかを決めるのも、 どんな時間を選ぶのかを決めるのも、あなた自身です。

    AND THEN, ANOTHER QUESTION.

    それでも、なぜ私たちは、
    「自分ではない誰か」を求めるのでしょう。

    オナニーでも快感を得られる。

    想像だけでも心は動く。

    それなのに、なぜ私たちは、 「自分ではない誰か」とセックスをしたいのでしょう。

    そこには、自分一人では作れないものがあります。

    相手にも意思がある。
    相手にも欲望がある。

    そして相手は、自分の思い通りになる存在ではありません。

    次章では、その少し厄介で、 とても人間らしい存在——

    「他者」

    について考えてみます。

  • セックスなんか要らなければ、人生はもっと簡単だった。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第1章/全5章】

    セックスなんか要らなければ、人生はもっと簡単だった。|なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。【第1章/全5章】

    なぜ私たちは、こんなにもセックスに振り回されるのか。|全5章
    CHAPTER 01 / 05

    セックスなんか要らなければ、
    人生はもっと簡単だった。

    なぜ、ほんの短い出来事が、
    私たちの心をこんなにも長く動かすのだろう。

    食べたい。 眠りたい。 休みたい。

    こういう欲求なら、私たちはそれほど身構えずに口にできます。

    けれど、「セックスしたい。」

    たったそれだけの言葉になると、少し事情が変わります。

    誰かを好きなのか。 寂しいのか。 恋人が欲しいのか。 満たされていないのか。

    ただ身体に生まれた欲望であるはずなのに、その周囲には、ずいぶんたくさんの意味が集まってきます。

    でも、本当はもっと素朴な気持ちであってもいいのかもしれません。

    寂しくなくても、セックスしたいことはある。
    生活に不満がなくても、誰かの身体を求める夜はある。

    そんな気持ちを、急いで別の名前へ言い換えなくてもいいのだと思います。

    01

    セックスなんか要らなければ、
    もっと楽だった?

    少し不思議な想像をしてみます。

    もし、人間から 「セックスしたい」 という欲望だけが消えたら。

    恋愛そのものが消えるわけではありません。誰かを愛することも、寄り添うことも、抱きしめることもできる。

    けれど、人生のかなりの部分は、今より単純になるのではないでしょうか。

    01誰かに会うために服を選ぶ。
    02鏡の前で髪を整える。
    03メッセージが来ていないかスマートフォンを見る。

    「今夜は、何か起きるのだろうか」

    そんなことを考えながら、まだ起きてもいない出来事に胸を少しだけ弾ませる。

    セックスを求めなければ必要のなかった遠回りを、人間は驚くほどたくさんしています。

    そして、その遠回りが、ときには妙に美しかったりもします。

    まだ何も起きていない夜にセックスを想像しながら外出の準備をする30代女性
    まだ何も起きていない。それでも、セックスを想像した瞬間から、いつもの夜が少し違って見える。
    02

    セックスしている時間は、
    人生の中では驚くほど短い

    ここで、さらに奇妙なことがあります。

    人間が実際にセックスしている時間は、人生全体から見れば、ほんのわずかです。

    オーガズムに至っては、さらに短い。

    それなのに私たちは、その短い出来事のために、ずいぶん長い時間を使います。

    想像する → 期待する → 迷う → 思い出す

    会う前から想像する。相手の言葉を思い返す。期待する。迷う。ときには断られて傷つく。

    そして、終わったあとにも思い出す。

    一人で身体の快感を得ることなら、オナニーという方法もあります。

    それでも人は、ときどき「一人ではないセックス」を求めます。

    このことを考えると、セックスとは単に、身体に快感を起こす行為ではないように思えてきます。

    セックスという短い出来事と長く続く心の時間を手帳の予定から見つめる30代女性
    セックスは一瞬。それでも、その一瞬を想像している時間は、もっと長い。
    03

    私たちは「まだ起きていないセックス」にも、
    心を動かされる

    考えてみれば、これは少し不思議です。

    セックスは、まだ始まっていない。

    触れてもいない。 キスもしていない。 服を脱いでもいない。

    「もしかしたら今夜、セックスするかもしれない」

    そう思っただけで、心はすでに動き始めることがあります。

    香水を選ぶこと。少し丁寧に服を選ぶこと。待ち合わせへ向かう電車の時間。

    まだ存在していない未来の出来事が、現在の気分を変えている。

    人間は実際のセックスだけではなく、「セックスの可能性」にも心を動かされる生き物なのかもしれません。

    QUESTION

    私たちが欲しいのは、
    本当にセックスそのものなのでしょうか。

    04

    「セックスしたい」の中には、
    何が入っているのだろう

    身体の快感
    オーガズム
    体温
    抱擁
    求めること
    求められること
    解放
    自分の身体

    身体の快感が欲しい。オーガズムを感じたい。誰かの体温に触れたい。抱きしめられたい。

    自分も誰かを求めたい。誰かから「あなたがいい」と思われたい。

    あるいは、仕事や役割や予定からほんの少し離れて、ただ一人の女性として身体を感じたい。

    どれか一つだけかもしれません。いくつかが、静かに重なっているのかもしれません。

    「セックスしたい」という言葉は、
    実はとても大きな言葉なのではないか。

    そこには、身体だけでは収まりきらない気持ちが入っている。

    もちろん、セックスをそれほど必要としない人もいます。それも、とても自然なことです。

    だからこそ面白い。強く求める人がいて、ほとんど求めない人もいる。同じ人でも、欲しい夜と欲しくない夜がある。

    人間の性欲は、どうしてこれほど一定ではないのでしょう。

    05

    「寂しい」ではなく、
    今日はセックスがしたい

    「セックスしたい」と思ったとき、必ずしも理由を探さなくてもいいのではないでしょうか。

    寂しいから。 愛されていないから。 満たされていないから。

    そんな説明が当てはまる日もあるでしょう。

    けれど、何も不足していない夜に、ただ身体の奥から欲望が現れることだってある。

    寂しさではなく自分の性的欲望としてセックスしたい気持ちを静かに認める30代女性
    「寂しい」ではなく、今日はセックスがしたい。欲望には、必ずしも別の理由が必要なわけではない。

    AND YET, IT STAYS WITH US.

    たった一瞬なのに、
    人生のずいぶん遠くまで入り込んでくる

    セックスは短い。

    オーガズムは、もっと短い。

    それなのに、その一瞬を求める気持ちは、ときに何時間も、何日も、もっと長く心の中に残ります。

    恋愛を始めることもある。関係を終わらせることもある。セックスレスに悩むこともある。会ってはいけないと思う人に会いたくなることもある。

    ほんの短い身体の出来事が、人生のずいぶん遠くまで入り込んでくる。

    だとすれば――

    私たちを振り回しているのは、
    セックスそのものではないのかもしれません。
    「セックスしたい」と思っている時間。 まだ起きていないセックスを想像している時間。

    そちらのほうが、ずっと長いのではないでしょうか。

    では、なぜ人間の心は、まだ手に入れてもいない快感を、こんなにも長く追いかけられるのでしょう。

    そして、オーガズムが一瞬で終わることを知っているのに、なぜまたセックスを求めるのでしょう。

    NEXT CHAPTER
    02

    オーガズムは一瞬なのに、
    なぜ私たちはセックスを追いかけるのか。

    オーガズム、オナニー、期待、快感。
    「気持ちいい」と「欲しい」は、本当に同じなのでしょうか。

    第2章を読む
  • 「セフレ・オンデマンド」という考え方。|欲しい時間だけを選ぶ【全5章・第5章】

    「セフレ・オンデマンド」という考え方。|欲しい時間だけを選ぶ【全5章・第5章】

    セックスしたい。でも、生活には入ってきてほしくない。|全5章

    CHAPTER 05 / 05

    「セフレ・オンデマンド」という考え方。|欲しい時間だけを選ぶ

    欲しいのは親密さ。欲しくないのは、その後の日常までセットになること。

    価格か、関係コストか。

    セフレはお金を払わない代わりに、関係を維持します。プロは料金を払う代わりに、関係を維持しなくていい。この違いを、単純な「無料か有料か」だけで見ると、本質を見失います。

    プロの男性と腕を組んで歩く女性と外側はサービス中では恋人気分というメッセージ
    外側はサービス。中では、恋人気分。事務的なのは仕組みであって、過ごす時間ではない。

    境界が明確であることと、一緒にいる時間が冷たいことは同じではありません。むしろ、始まりと終わりが明確だからこそ、その時間だけを安心して楽しめることもあります。

    欲しいときに、自分で選ぶ。

    会うかどうかを決める。誰と過ごすかを決める。どんな時間にしたいかを伝える。そして終われば、自分の日常へ戻る。

    朝の自宅でコーヒーを飲みながら自分の日常へ戻る女性

    会わない時間まで、誰かのものにならなくていい。恋人を否定する必要も、セフレを否定する必要もありません。ただ、自分が本当に欲しいものを、自分の都合で選んでいい。

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    全5章

    1. CHAPTER 01
    2. CHAPTER 02
    3. CHAPTER 03
    4. CHAPTER 04
    5. CHAPTER 05
  • セフレには「解約ボタン」がない。|入口はカジュアル、出口は?【全5章・第4章】

    セフレには「解約ボタン」がない。|入口はカジュアル、出口は?【全5章・第4章】

    セックスしたい。でも、生活には入ってきてほしくない。|全5章

    CHAPTER 04 / 05

    セフレには「解約ボタン」がない。|入口はカジュアル、出口は?

    入口はカジュアル。では、出口も同じでしょうか。

    人間関係は、解約できない。

    サービスなら、利用をやめれば終わります。けれど、人間関係には「解約」ボタンがありません。自分が終わりたいと思った瞬間に、相手の気持ちまで同時に消えるわけではないからです。

    ホテルのエレベーター前で人間関係は解約できないことを表現した女性

    どちらかがもっと会いたいと思う。どちらかが距離を置きたいと思う。新しい恋人ができる。仕事や生活が変わる。関係の終わりには、二人分の事情があります。

    終わったあとにも、関係は残る。

    連絡先、記憶、気持ち、習慣。終わると決めても、昨日まで存在していた関係がその瞬間に無かったことになるわけではありません。

    東京の夜景を見つめながら終わったあとにも残る関係を考える女性

    だからこそ、「始めやすさ」だけでなく「終わりやすさ」も、自分が選ぶ関係の一部として考えていい。

    ホテル入口でセフレ・オンデマンドという考え方を予告する女性

    NEXT CHAPTER|「セフレ・オンデマンド」は成立する?

    女性が安心して、自分の気持ちを認められる場所へ。

    OPUSは、あなた自身の選択を大切にする女性向けプライベートコンシェルジュサービスです。

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    全5章

    1. CHAPTER 01
    2. CHAPTER 02
    3. CHAPTER 03
    4. CHAPTER 04
    5. CHAPTER 05
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