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  • CHAPTER 11 / 11|【全11章|第10章】その気持ちに、理由はいらないのかもしれません――「求められたい」と思った姫君へ

    CHAPTER 11 / 11|【全11章|第10章】その気持ちに、理由はいらないのかもしれません――「求められたい」と思った姫君へ

    10

    NO EXCUSE REQUIRED

    その気持ちに、理由はいらないのかもしれません
    夜のホテルで男性と向き合うエレガントな40代女性
    その気持ちに、理由はいらないのかもしれません。

    結局のところ、

    「40代になって性欲が強くなったのか」

    という問いに、綺麗な答えを出す必要はないのかもしれません。

    ホルモン環境が変わったのかもしれない。

    生活が変わったのかもしれない。

    男性から求められる機会が減っただけかもしれない。

    あるいは、自分自身の欲求へ以前より気づけるようになっただけかもしれません。

    どれでもいいのです。

    姫君が、

    「男性に欲情されたい」

    と思った。

    「自分を見て、男性が夢中になっていく姿をもう一度見てみたい」

    と思った。

    その感覚が、いまここにある。

    まずはそれで十分です。

    食べたい夜に、

    「なぜ私は食欲を感じているのだろう」

    と論文を書く必要はありません。

    眠たい夜に、

    「睡眠欲の発生源を完全に解明してから眠ろう」

    と考える必要もない。

    なのに性的な欲求だけは、

    理由を説明できなければならない。

    正当化しなければならない。

    そんなふうに考えてしまう。

    少しくらい、そこから自由になってもいいのではないでしょうか。

    姫君。

    OPUSへ来るときまで、

    「欲しがらない女性」

    を演じる必要はありません。

    何を望んでいるのか、まだ分からなくてもいい。

    男性に強く求められたいでもいい。

    男性の理性が自分によって揺らぐところを見てみたいでもいい。

    今日は何も決めず、男性に委ねてみたいでもいい。

    そして、まだOPUSを利用すると決めていなくても構いません。

    その120分をどう過ごすかは、そこから一緒に考えればいいのです。

    男性の視線が欲しい。

    強く求められてみたい。

    姫君の身体に夢中になる男性を、もう一度見てみたい。

    姫君。

    その気持ちがある。

    それだけで、十分な理由です。

    FOR YOURSELF.

    まだ、決めなくても構いません。

  • CHAPTER 10 / 11|【全11章|第09章】120分50,000円――時間ではなく、品質を絞り込むために

    CHAPTER 10 / 11|【全11章|第09章】120分50,000円――時間ではなく、品質を絞り込むために

    09

    WHY 120 MINUTES / ¥50,000?

    時間ではなく、品質を絞り込むために
    高級ホテルで女性をエスコートするスーツ姿の男性
    時間ではなく、品質を絞り込むために。
    STANDARD EXPERIENCE120 MINUTES¥50,000

    ここまで読んで、

    「でも、120分で50,000円でしょう?」

    と思った姫君。

    はい。

    OPUSの標準的な120分は50,000円です。

    安いとは申しません。

    むしろ、安くすることを目的にしていません。

    OPUSが目指しているのは、できるだけ多くの男性を採用し、できるだけ多くの予約を取ることではありません。

    逆です。

    少なくする。

    そして、選ぶ。

    採用してから、一から男性を作るという発想でもありません。

    そもそも候補者になる時点で、高いポテンシャルが必要です。

    清潔感。

    言葉遣い。

    女性への配慮。

    秘密を扱う感覚。

    プライバシーへの理解。

    ホテルやレストランでの振る舞い。

    そして、女性を急がせないこと。

    その条件を満たした男性に、さらに教育を重ねます。

    なぜなら、姫君との120分は性的な時間だけで構成されるわけではないからです。

    ファッションの話をするかもしれない。

    旅行の話になるかもしれない。

    仕事の話をするかもしれない。

    食事。

    ホテル。

    音楽。

    映画。

    スポーツ。

    何気ない話にも、男性側がついていかなければなりません。

    日本語で静かに話したい夜もあるでしょう。

    英語で会話したい姫君もいる。

    中国語を交えて話したい場面もあるかもしれません。

    語学力も、OPUSでは能力の一つです。

    そして何より大切なのは、

    「今日は私が決めたくない」

    という夜です。

    女性中心のサービスだからといって、何もかも姫君に決めてもらえばいいわけではありません。

    「どこへ行く?」

    「何を飲む?」

    「次はどうする?」

    すべてを姫君へ返していたら、疲れてしまいます。

    ときには男性が前へ出る。

    でも、勝手には決めない。

    姫君の言葉や表情を見ながら、必要な部分だけを引き受ける。

    そして性的な場面でも同じです。

    姫君が望んでいるのなら、遠慮ばかりしていてはいけない。

    欲情する。

    求める。

    姫君自身が、

    「この男性は、本当に私を欲しがっている」

    と感じられるだけの熱を持つ。

    一方で、姫君が望まないときには踏み込まない。

    この両方ができる男性だけが、OPUSになれる。

    50,000円は、

    「120分という時計の数字」

    だけに払っていただく金額ではありません。

    採用の入口を狭くすること。

    教育へ時間をかけること。

    姫君のプライバシーを守ること。

    そして、

    「この人なら、任せても大丈夫」

    と思えるところまで品質を絞り込むこと。

    そのための価格だとお考えください。

    FOR YOURSELF.

    まだ、決めなくても構いません。

  • CHAPTER 09 / 11|【全11章|第08章】ここでまで、「欲しがらない女性」でいなくていい――迷ったままでも構いません

    CHAPTER 09 / 11|【全11章|第08章】ここでまで、「欲しがらない女性」でいなくていい――迷ったままでも構いません

    08

    YOU DON'T HAVE TO HIDE HERE

    ここでまで、「欲しがらない女性」でいなくていい
    ホテルのベッドでスマートフォンを見ながら迷う40代女性
    迷ったままでも、構いません。

    姫君。

    職場では、隠さなければならないこともあるでしょう。

    家庭でも、口にできないことがある。

    友人にも話さない方が楽なこともある。

    それでいいのだと思います。

    でも、性風俗を利用している時間まで、自分の欲求に蓋をしてしまうのは少しもったいない。

    なぜなら、ここは性風俗だからです。

    「もっと強く求めてほしい」

    「私を見て、余裕をなくしてほしい」

    「久しぶりに、男性の欲情を自分に向けてほしい」

    「今日は何も判断したくないから、任せたい」

    そんなことを思う女性が訪れる場所です。

    恥ずかしいと思いながら扉を開く姫君もいるでしょう。

    LINEの文章を書いては消す。

    もう一度書く。

    サイトを閉じる。

    翌日また開く。

    予約ページまで進んで、戻る。

    それを何度か繰り返している姫君もいるかもしれません。

    でも、おそらく皆さま、程度の差こそあれ似ています。

    最初から堂々としている女性ばかりではありません。

    むしろ、

    「こんなことを思う自分が少し恥ずかしい」

    と思いながら、

    「でも、このままずっと隠しているのも、もったいない気がする」

    と迷っている。

    その間で揺れながら、OPUSを見ている。

    その意味では、みんな一緒です。

    OPUSでは、その迷いまで含めてお越しいただければいいのです。

    FOR YOURSELF.

    まだ、決めなくても構いません。

  • CHAPTER 08 / 11|【全11章|第07章】結婚していても、女性であることは終わらない――守りたい生活と、消えない気持ち

    CHAPTER 08 / 11|【全11章|第07章】結婚していても、女性であることは終わらない――守りたい生活と、消えない気持ち

    07

    MARRIAGE & THE WOMAN WITHIN

    結婚していても、女性であることは終わらない
    夜景を背景に一人で過ごす既婚の40代女性
    守りたい生活と、消えない気持ち。

    夫が嫌いだから、男性に求められたいわけではない。

    離婚したいから、誰かに欲情されたいわけでもない。

    ここは、多くの既婚の姫君が説明に困るところかもしれません。

    「夫婦仲が悪いわけじゃないんです」

    そう前置きしたくなる。

    けれど、本来はその前置きすら必要ないのかもしれません。

    生活を維持したいこと。

    家庭を大切にしたいこと。

    夫を大切に思っていること。

    そして性的な欲求があること。

    これらは、一人の人間の中に同時に存在し得ます。

    独身の姫君も同じです。

    性欲があるから恋人が欲しい、とは限らない。

    男性との親密な時間がほしいから結婚したい、というわけでもない。

    人間の欲求は、人生設計といつも綺麗に同じ方向を向いてくれるわけではありません。

    もちろん、実際に何をするかについては、夫婦間の約束やそれぞれの事情があります。

    場合によっては、法的なことまで考える姫君もいるでしょう。

    OPUSが、

    「何も考えず好きにすればいい」

    などと言うつもりはありません。

    むしろ大人の姫君たちが、簡単には動けないことくらい分かっています。

    守るものがあるから迷う。

    築いてきたものがあるから怖い。

    それでも気持ちは消えてくれない。

    その間で揺れることこそ、大人の女性の現実なのではないでしょうか。

    ただ、

    「私は結婚しているのだから、性的な欲求そのものまでなくさなければならない」

    となれば、それはまた別の話です。

    男性が何歳になっても女性に興味を持つことが珍しくないのなら、女性だけがある年齢から突然、欲望を卒業しなければならない理由もないでしょう。

  • CHAPTER 07 / 11|【全11章|第06章】男性には選択肢がある。女性には?――身バレせず、男性との時間を求めるということ

    CHAPTER 07 / 11|【全11章|第06章】男性には選択肢がある。女性には?――身バレせず、男性との時間を求めるということ

    06

    PRIVACY & CHOICE

    男性には選択肢がある。女性には?
    夜のホテルラウンジでスマートフォンを見る40代女性
    会いたい。でも、発見されたくない。

    少し意地悪な話をします。

    男性は、ある意味では恵まれています。

    男性向け風俗には非常に多くの種類があります。

    価格帯も違う。

    サービス内容も違う。

    短時間もあれば長時間もある。

    店舗型もあれば派遣型もある。

    男性が、

    「今日はこういう気分だ」

    と思ったとき、それに対応する市場がかなり昔から存在しています。

    もちろん男性にも罪悪感や葛藤はあるでしょう。

    ただ少なくとも、

    性的な欲求を満たすための選択肢が、社会に大量に存在している。

    この点では女性とかなり違います。

    では女性の場合はどうでしょう。

    男性に求められたい。

    強く欲情されたい。

    自分を前にして、男性が少しずつ理性を失っていくところをもう一度見てみたい。

    でも恋愛がしたいわけではない。

    家庭を壊したいわけでもない。

    そしてマッチングアプリには、また別の問題があります。

    身バレです。

    プロフィールを出す。

    写真を載せる。

    年齢や地域を書く。

    その瞬間から「発見される可能性」が生まれます。

    知人。

    職場の人。

    取引先。

    昔の同級生。

    夫や恋人とつながりのある誰か。

    「まさか」

    と思う相手に、自分が男性を探していることを発見される可能性を完全には消せません。

    いま維持したい生活を持つ姫君にとって、

    「男性とは会ってみたい。でも、自分が男性を探していることは誰にも発見されたくない」

    という気持ちは、不自然ではないでしょう。

    社会的な立場を変えたいわけではない。

    恋愛関係を一から作りたいわけでもない。

    ただ、一人の女性として男性から強く求められる時間がほしい。

    そこまで条件を並べると、女性に残されている選択肢は驚くほど少なくなります。

    男女平等という言葉は、ずいぶん身近になりました。

    それでも、

    自分の欲求を安全に満たすための選択肢まで、男女同じ数になったわけではありません。

    その意味では、まだ少し不公平な世の中なのかもしれません。

  • CHAPTER 06 / 11|【全11章|第05章】食欲は話せる。睡眠不足も話せる。では、「求められたい」はなぜ言いにくい?

    CHAPTER 06 / 11|【全11章|第05章】食欲は話せる。睡眠不足も話せる。では、「求められたい」はなぜ言いにくい?

    05

    WHY IS THIS HARD TO SAY?

    食欲は話せる。睡眠不足も話せる。では、この気持ちは?
    ティータイムを楽しみながら会話する40代女性たち
    同じ人間の欲求なのに。

    少し不思議な話をしましょう。

    「昨日、ケーキを二つ食べちゃった」

    と女性が話しても、友人は笑うでしょう。

    「昨日12時間寝た」

    と言っても、

    「寝すぎじゃない?」

    くらいのものです。

    では、

    「昨日、男性にものすごく欲情されたくなった」

    と言ったらどうでしょう。

    急に空気が変わります。

    なぜなのでしょう。

    同じ人間の身体と心から自然に生まれる欲求なのに、性的な欲求だけは、その人の人格や道徳と結びつけられやすい。

    特に女性は、

    「そんなことを考えてはいけない」

    「いい歳なのに」

    「妻なのに」

    「母親なのに」

    という言葉を、自分自身へ向けてしまうことがあります。

    でも姫君。

    欲求が生まれたことと、その欲求をどう扱うかは別の問題です。

    何かを欲した瞬間に、人としての価値が下がるわけではありません。

    まず、

    「私は、いま何かを求めている」

    と認めることくらい、自分に許してあげてもいいのではないでしょうか。

    そもそも女性の性的な悩みは、医療の場でさえ本人から切り出しにくいテーマだとされています。

    つまり、

    「話しにくい」

    と感じているのは姫君一人ではないのです。

  • CHAPTER 05 / 11|【全11章|第04章】触れられたいだけではない夜もあります――もう一度、男性を夢中にさせたい

    CHAPTER 05 / 11|【全11章|第04章】触れられたいだけではない夜もあります――もう一度、男性を夢中にさせたい

    04

    MORE THAN TOUCH

    触れられたいだけではない夜もあります
    ホテルの客室で男性と向き合う大人の女性
    触れられたいだけではない夜もある。

    性的な欲求という言葉は、とても便利です。

    便利すぎるとも言えます。

    キスされたい。

    抱きしめられたい。

    男性の視線を自分の身体に感じたい。

    「綺麗だね」と言われたい。

    ホテルのバーで一緒に飲みたい。

    今日は何も決めず、男性にエスコートされたい。

    そして――

    姫君の肉体に溺れる男性を、もう一度見てみたい。

    そんな夜もあるのではないでしょうか。

    平静だったはずの男性が、姫君を前にして少しずつ余裕を失っていく。

    視線が変わる。

    呼吸が変わる。

    会話の間が変わる。

    「この人はいま、本当に私を欲しがっている」

    それを言葉ではなく、男性の反応そのものから感じたい。

    姫君が求めているものは、単純な身体接触だけではないのかもしれません。

    自分という女性に、男性が欲情する姿を見たい。

    自分の魅力に、男性が夢中になっていく感覚をもう一度味わいたい。

    「私はいまでも、男性をここまで動かせる女性なのだ」

    そんな感覚を取り戻したい。

    それもまた、大人の女性に生まれる一つの欲求でしょう。

    全部まとめて「性欲」と呼ぶことはできます。

    けれど、

    セックスがしたい。

    男性の熱を感じたい。

    求められる自分を確認したい。

    男性の理性が自分によって揺らぐところを見たい。

    これらは本当に、すべて同じでしょうか。

    姫君自身が、

    「私は結局、何がしたいんだろう」

    と思っていても構いません。

    その全部かもしれない。

    一部分だけかもしれない。

    その日の夜によって変わるかもしれない。

    最初から答えを持っている必要などないのです。

  • CHAPTER 04 / 11|【全11章|第03章】強くなったのではなく、「満たされる機会」が減った?――40代女性と男性からの視線

    CHAPTER 04 / 11|【全11章|第03章】強くなったのではなく、「満たされる機会」が減った?――40代女性と男性からの視線

    03

    WHAT REALLY CHANGED?

    強くなったのではなく、「満たされる機会」が減った?
    ホテルロビーを歩くエレガントな40代女性
    欲求ではなく、環境が変わったのかもしれません。

    20代の頃を、少し思い出してみてください。

    学校がありました。

    同級生がいました。

    職場にも若い男女がたくさんいました。

    飲み会がありました。

    友人の紹介もあった。

    誰かに誘われることもあったでしょう。

    好きな人ができたり。

    反対に、誰かから好意を向けられたり。

    もちろん、すべての姫君が同じ青春を送ったという意味ではありません。

    ただ若い時代には、異性との接点そのものが日常生活に自然に存在しやすかったのではないでしょうか。

    それが40代になると、少しずつ変わります。

    仕事では責任ある立場になっているかもしれません。

    妻になっている姫君もいるでしょう。

    母親になった方もいる。

    経営者。

    管理職。

    専門職。

    毎日、自分が誰かのために判断しなければならない立場になっている姫君もいるでしょう。

    それは何年もかけて築いた、大切な人生です。

    若い頃へ戻りたい、という単純な話ではありません。

    今の自分を否定したいわけでもない。

    ただ、その一方で、

    一人の女性として、男性から強く意識される時間。

    これは、以前より少なくなってはいないでしょうか。

    男性の視線が変わる。

    声の調子が少し変わる。

    距離が近づく。

    そして自分を前にした男性が、少しずつ平静を失っていく。

    そんな場面が減った。

    もしかすると、

    「前より強くなった」

    のではないのかもしれません。

    以前は日常の中で自然に満たされていた何かが、満たされる機会を失った。

    欲求が増えたのではなく、

    満たされる機会が減った。

    そう考えてみると、

    「最近、男性が妙に気になる」

    という感覚も、少し違って見えてきます。

  • CHAPTER 03 / 11|【全11章|第02章】40代の身体では、何が変わるのでしょう――更年期と女性の欲求を一本線で考えない

    CHAPTER 03 / 11|【全11章|第02章】40代の身体では、何が変わるのでしょう――更年期と女性の欲求を一本線で考えない

    02

    BODY & MIND

    40代の身体では、何が変わるのでしょう
    鏡の前で自分の身体を見つめる40代女性
    身体も、心も、一本線ではありません。

    40代になると、「更年期」という言葉が少しずつ身近になります。

    そこで、

    「ホルモンが変わるから、男性を求める気持ちも強くなるの?」

    反対に、

    「更年期になったら、そういう気持ちはなくなるの?」

    と考える姫君もいらっしゃるでしょう。

    しかし、ここもそれほど単純ではありません。

    更年期へ向かう時期にはホルモン環境が変化します。

    身体の感覚が変わる女性もいます。

    乾燥や性交時の不快感を感じることもある。

    性的な反応に変化を感じる場合もあります。

    ただし、

    「40代だから強くなる」

    でもなければ、

    「更年期だから必ず弱くなる」

    でもありません。

    個人差があります。

    昨日と今日でも違います。

    仕事で疲れ切っている夜もある。

    何も考えたくない日もある。

    反対に、妙に身体も心も自由になる夜もある。

    そして40代で変わっているのは、身体だけではありません。

    人生そのものが変わっています。

    OPUSは、むしろそこが大きいのではないかと考えています。

  • CHAPTER 02 / 11|【全11章|第01章】「前より強くなった気がする」は、測れるのでしょうか――40代女性の性欲を考える

    CHAPTER 02 / 11|【全11章|第01章】「前より強くなった気がする」は、測れるのでしょうか――40代女性の性欲を考える

    01

    CAN DESIRE BE MEASURED?

    「前より強くなった気がする」は、測れるのでしょうか
    40代女性が自分の身体と心の欲求について考える様子
    心の変化には、体温計のような数字はありません。
    LAST YEAR63

    THIS YEAR81

    もし姫君の性欲が昨年「63」で、今年「81」になったのであれば、話は簡単です。

    「18ポイント上がりましたね」

    それで終わります。

    残念ながら、そんな便利な計器はありません。

    体温なら測れます。

    血圧も測れます。

    体重なら昨日との比較までできます。

    ところが性的な欲求は、自分の身体や心の中で起きていることなのに、数字として見ることができません。

    他人とも比較できません。

    隣にいる女性が55なのか92なのかも分からない。

    そして自分自身についてすら、

    「20代より強くなった」

    「30代より弱くなった」

    「昔と変わっていない」

    と正確に判定する方法はありません。

    だから、

    「40代になって性欲が強くなった気がする」

    という姫君の感覚は、実はとても興味深いものです。

    その「強くなった」は、何と比較しているのでしょう。

    20代の自分でしょうか。

    30代の自分でしょうか。

    現在の夫や恋人でしょうか。

    友人から聞いた話でしょうか。

    あるいは欲求そのものが増えたのではなく、以前よりも自分の欲求に気づくようになっただけかもしれません。

    女性の性的な欲求は、身体だけで決まる一本のメーターではありません。

    体調。

    ストレス。

    睡眠。

    仕事。

    家庭。

    自分自身をどう感じているか。

    パートナーとの関係。

    安心感や親密さ。

    いくつもの要素が重なります。

    しかも女性の場合、最初から強烈な欲望が存在し、そこから親密な時間へ進むとは限りません。

    安心した。

    優しく話していた。

    ふと距離が近づいた。

    男性の視線に気づいた。

    そこから気持ちが動き始める夜もあります。

    だから姫君が、

    「自分でも、何を求めているのかよく分からない」

    と思っていても、それほど不思議なことではありません。

    むしろ、人間の欲求とは最初から完全に言語化できるほど単純ではないのでしょう。

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